2014年12月19日

<お花の先生への足跡 NO2>

池坊の花の稽古は続いた。ー(長音記号1)
毎週のように父と 足足山へ行き
かわいい花材を採ってくる。るんるん
かわいい花は庭に咲いているもの

我が家は、貧乏なんだと思っていた。もうやだ〜(悲しい顔)バッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)

他の人たちは
雪にでもぴかぴか(新しい)美しい花をいけている。
一度でいいから花屋さんが持ってくる花をいけてみたかった。もうやだ〜(悲しい顔)

でも、買ってはくれなかった。バッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)
お金のかからない花材ばかりでバッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)
恥ずかしかった。バッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)

山に行くと足足
真に、副えに・・・ちょうどいい手(チョキ)と思う枝を切って帰った。

家に持って帰り
いけようとすると・・・
バカでかかった。がく〜(落胆した顔)パンチ
使いものにならないほどに
持って帰ると本当に大きすぎて・・・
何度も何度も
失敗ばかりしていた。バッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)

フトイやカキツバタは池にとりに行った。足足
花材になりそうな花を母は育ててくれていた。かわいい

そんな花より花屋さんの花がいけたかった。もうやだ〜(悲しい顔)バッド(下向き矢印)
ほんとうにexclamation×2 
親を恨んだりもした。ちっ(怒った顔)

来る日も来る日も
毎週の稽古に使う花材は他の方のように変化がない。バッド(下向き矢印)
同じ花材を2か月なんて普通だったもうやだ〜(悲しい顔)
生花(しょうか)ばかりの稽古。
自由花も盛花も もちろん 立花なんて
夢のまた夢失恋失恋

ある日

山で「照葉椿」を採って来た
稽古がない日でも、花材があると
「いけてみなさい」
と 母から言われた。

叱られないようにいつも適当にいけていた。

その日 
来るはずのない先生が来た。がく〜(落胆した顔)

母が育てた大きな「鶏頭」の花がほしいと
七夕会に出品するという。

言わなくてもいいのにもうやだ〜(悲しい顔)

「ちょうどよかった。正美がいけているから見てやって」と言った。

先生はじっと目目間、私がいけた花を見ていた。
「いいように入っとるが。」るんるん

はじめて褒められた。ハートたち(複数ハート)ハートたち(複数ハート)

毎年
照葉椿を使うと思い出す。
この花材のおかげで
花の先生になる道を歩み始めたのだと。


グッド(上向き矢印)褒められて育つ私。グッド(上向き矢印)

その日から
調子に乗った。カラオケカラオケ

毎週の稽古がとても楽しみになっていった。カラオケカラオケ
先生になるつもりなんて全くなかった。iモード(枠付き)
ある日、池坊短期大学があることを先生から聞いた。耳

行きたいと思った。ひらめき

行った。ダッシュ(走り出すさま)ダッシュ(走り出すさま)

卒業してからも、京都に残りわーい(嬉しい顔)

さらに池坊文化学院に入学した。手(チョキ)

実家家に帰るときには、
捨てられる運命にある花たちをお供に帰った。新幹線

※当時、池坊学園では「ごみ箱」は「御美箱」と書いてあった。
 魔法のような箱だった。
 学生は下宿。
 飾るところがない。
 大家さんの床の間、警察署・・・
捨てるのは、もったいないのでいけさせてもらっていた。



自宅に帰ると
「帰った時だけでいいから、教えてほしい」
と言ってくれていた人たちに教えていた。かわいい
勿論無料わーい(嬉しい顔)
花材費も只わーい(嬉しい顔)
(京都から帰るとき、友達も捨てるのはもったいないからとくれていた。)

京都を引き払い新幹線
自宅に帰った。ダッシュ(走り出すさま)ダッシュ(走り出すさま)
就職先が決められていた。がく〜(落胆した顔)
銀行だった。がく〜(落胆した顔)
私には、向かないのは明らかだった。もうやだ〜(悲しい顔)

家の家業を手伝うからとわーい(嬉しい顔)
断った。手(チョキ)

ほんとは、OLにあこがれていた揺れるハート
朝、晴れ早起きして
小さなお弁当箱に彩りよく料理を詰め込む。るんるん
お昼休みには、同僚とおしゃべりしながら食べる。るんるんるんるん

とうとう実現しなかった。もうやだ〜(悲しい顔)バッド(下向き矢印)

いまだにお勤めをしたことがない。

ひらめき気が付いたら
いけばなの先生になっていた。かわいい

※この時の稽古がどんなに凄かったのか
 本当にわかるまで時を要した。
 
 体で自然と向かい合っていた日々
 
 土壌の違い。
 池に育つものと畑に育つもの。
 四季折々変化する姿。
 風にさらされ、雨に叩かれ、
 夏の暑さ、冬の寒さに耐え
 虫に食われ、
 栄養不足で耐え忍ぶ。
 何も知らずに育った花とは風情が違う 
 今は、小菊が美しい
 
 寒さや霜に耐え 葉を赤くしている
 風に受け 横に傾いている
 肥料不足で ひよろひょろしている。
 それでも頑張って
 太陽のほうへと向うとしている。
 
     愛おしい
 

 どんな立派な花より 貴女(露地ものの小菊)は美しい

 今日は、あなたが主役よぴかぴか(新しい)
 
  花は足でいけると言われる
 足でいける稽古を知らず知らずのうちに させてもらっていた私。


  
お父さん お母さん へ
 今ならわかる
山で採ってきたもの、畑のこけた虫食いだらけの花の素晴らしさが!
あの時の稽古の素晴らしさが!
 
感謝しても感謝しても・・・
 
本当にありがとうございました。 
これからも頑張ります。

           前田正美 


    〜続きはまた〜


今回も、写真がないので
京都「藤本」のランチの紹介でもわーい(嬉しい顔)

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細い路地を左折するまで 笑顔でお見送りしてくださる。わーい(嬉しい顔)

揺れるハートお人柄が伺える食事。揺れるハート
紹介したすべての方が、ご満足黒ハート黒ハート
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posted by まぁみちゃん at 09:31| Comment(0) | 走馬灯