


今年最初のブログ更新か・・・

いけばなの先生のブログらしくしよう

なぜ お正月のいけばなには 「松」「竹」「梅」が使われるのか
さわりだけでも 簡単にお話します。

<松・竹・梅>

霜を待ってなお その色を改めず・・・
樹木の主といわれる松。
「松」は落葉もせず、年中 色を変えない

まあそれだけでもすばらしいけれどね


「米」は人にとって、とっても大切なものですよね。
昔、年貢米を納めるときに使用された「枡」。
少しでも狂いがあっては、
お百姓さんたちにとって死活問題です。

ほら、

年貢米を納める際に、わざと大きく作った「枡」で
お百姓さんが持ってきた米を量り
「足らないぞ


お百姓さんを困らせる場面がありますね。

※「枡」は、松で作られているものが多いそうです。

松で作った枡は狂わないそうです。



ドキドキ・ハラハラもしない

風車の弥七のあんな大きな風車をつけたものが
的に向かってかってすんなり飛ぶわけがない

「お銀」

くるっと回転したとたん
網タイツになる


話が違う方向に向かいだした


次


節目の正しさと、風にも、雪にも折れない強さ。


竹は、他の植物と比べて 300倍以上の細胞発展率
(竹の子から、親竹になるのが他の植物とは
比べ物にならない速さで、生長するでしょ。)
要するに、
生長=成長を願うってことも含まれています

竹の子の皮は、防腐効果があるので、
おにぎりを包んで旅をしていた。
要するに、腐りにくい。

ほら

竹の水筒で水を飲んでね。
「竹」って旅には欠かせなかったのよね。
かぐや姫だって「竹」から生まれてきたし
お金もどっさり出てきた。


要するに「竹」は、神秘的なものであり、
人にとって大切なものだったのよ。

ものはついでだ


ペットボトルのお茶を飲んでいたら面白いのに



お肉屋さんが、竹の皮にお肉を入れてくれていた。
また話があらぬ方向にいきだした。
次


とっても硬い


古木の梅を切るときにノコギリがいるものね。
また、雪封じて花開き・・・といわれるように、
春の訪れを感じさせてくれるのも「梅」

長い冬


春の訪れを感じさせてくれる梅のほころび


「梅一輪一輪ほどの暖かさ」
松尾芭蕉の弟子、服部嵐雪の俳句。
「梅の花 一輪咲いても梅は梅」
新撰組副長、土方歳三の俳句
では私も一句

話がまたどこかへ飛んでいくのでやめた。

ほんとは、下手なので やめた


平安時代中期頃までは、「花」と言えば「桜」ではなく、
「梅」を指していたそうです。

昔、お金(金)を作るときや、
薬を調合する場合に、正しい量が必要。

この「はかり」に使用されたのが、
梅の木(芯の部分)です。



どれも人々の生活に密着し、大事なものばかりですね。

色々所説はあると思うけれどね。

さあ 今週から稽古始め

コートを脱いで 活動的になる春を

軽やかな「春」の花をいけましょうか

勿論

タコ焼きのにおいが充満する



「たこ焼きの匂いでお腹がすいて
花なんかいけられません」
とか
「いける前にたこ焼きをお腹いっぱい食べたからいけられません」
とか言い訳をしながらね。


では、
今年も


よろしくお願いいたします。

